皆さんお久しぶりです。はいふりに出てくる言葉がまとまっている場所はないかと検索して見ましたが殆どなかったのでならば書こうと思い書き始めましたが思ったより数が多くとりあえず第1話のみとさせていただきます。
アニメのネタバレ等含まれると思いますので1度本編を視聴した後または視聴中に同時並行で閲覧していただくことを推奨します。
アニメの視聴はこちらから
出航準備!前部員、錨鎖詰め方!:前部甲板上にいる作業員に対しての合図
実際の流れ 反対舷の錨を投錨用意→前部員は錨鎖をつめる(上げる)→錨鎖が水深の1.5〜2倍になった際に白旗を揚げる
出港用意!錨を揚げ!:出港用意の号令とともに出港ラッパ(万里小路が吹いていたもの)を吹鳴し錨を巻き揚げる
実際の流れ:下令後揚錨作業を行う
このときに錨が直立したときに赤旗
錨が海底を離れたら青旗を揚げる
両舷前進微速:前進方向に船を微速(6kt程度)で動かすという意味。頭の両舷は晴風などはスクリューが2本ありそれぞれ独立して動かすことも可能なので伝達ミスを防ぐために付している。第一戦速以上以上を指示する際には両方のスクリューを使用する必要があるので両舷は基本つけない。
以下に速力指示器の画像
150度ヨーソロ:真北を0度と捉えたときに150度の方向に針路を取るという指示
ヨーソロは旧海軍・海上自衛隊で針路の指示を受けた際の返答として了解の意を込めて使用されることが多い。元は宜候
航海長操艦 両舷前進原速赤黒なし 針路150度:現在の針路速力の報告
出入港は高度な技量を要求されるため艦長が操艦する(商船でも同様)が、出港後は航海長に操艦を渡すため航海長操艦という。
両舷前進原速は先程述べたように速力指示である。
赤黒なしとは速力表から少し増減速する際に1ktならば赤/黒10と指示をするがその指示はないという報告
いただきました 両舷前進原速赤黒なし 針路150度:航海長が操艦を受け取り、針路速力を復唱すること
28度10.5分N 139度33.3分E あと72.4マイル:現在位置を陸上のように〇〇県〇〇市のように言うわけには行かないので緯度と経度で表す。Nが北緯 Eは東経を表している。
目的地までの距離は〇〇kmでは所要時間の計算時などに面倒なので(海里)海マイル(1.852km/マイル)という単位で表す。
着弾 右30度 2.0:着弾位置の報告
敵艦からの砲弾が右舷側艦首から30°のところに着弾したという報告
後ろの2.0はおそらく自艦からの距離を表していると思われます。
至近弾 後部甲板に浸水:被害報告
直撃はしなかったものの船のすぐそばに着弾した。その衝撃で後部甲板に浸水が発生という被害報告
回避行動:砲撃の直撃防止のために船の速力(スピード)・針路を変更して避けること
次発装填装置故障:日本海軍の駆逐艦ここで言う航洋艦には魚雷を戦闘中に装填する次発装填装置というものが搭載されていたが故障したという報告
次発装填装置
— 海軍 (@6zzOp) 2017年10月27日
次発装填装置は魚雷を一度発射した後、もう一度魚雷を装填して再び魚雷を発射する事ができます。しかし、装填する際は一度戦場を離脱しなければならない点があります。
この次発装填装置によりコロンバンガラ島沖海戦で日本軍は大きな戦果を挙げました。 pic.twitter.com/8uAjAUoK0C
戦闘用意 弾頭模擬弾:戦闘をする。弾頭は模擬弾(炸薬を除いたりした訓練用のもの)
戦闘 右 魚雷戦:右側に魚雷を発射するという指示
目標よし 方位角左90度 敵速18kt 距離60:目標を確認 方位90度 目標艦艇の速力 距離を報告。 距離60は60mではなく6000m。このあとの距離を30まで近づけてという岬のセリフは発射時の相手との距離を3000mにするという意味
発射用意よし:発射準備完了
攻撃はじめ:攻撃の許可を出すという意味。
この兵装を用いて攻撃してほしいときは〇〇 攻撃はじめ のように用いる(〇〇に武装名を入れる)
このあたりで一旦終わります。次回をお楽しみに!
間違い等あればコメントをお願いします。
参考資料:https://navgunschl2.sakura.ne.jp/Modern_Warfare/Shiryo/PDF/OCS_SG/OCS_SG_Anchor_S48_mod.pdf